鋼板鋼管、ZAM材の加工、溶接、塗装・販売なら麻布成形株式会社
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27.耐食性・防錆性とは?表面処理鋼管・鋼材の在庫商品を販売する麻布成形株式会社

金属を使用するうえで無視出来ないポイントの一つに、金属の錆びつきが挙げられます。基本的に、金属が錆びてしまうと、耐久性が低下して寿命が短くなったり、駆動部の動きがぎこちなくなったり、といった問題も発生します。

表面処理鋼管などの防錆対策が施された金属を利用することで錆から金属を守り、メンテナンスにかかるコストの削減や金属の長寿命化を実現出来ます。

こちらでは、千葉・栃木で表面処理鋼管やZAM材などの切断・加工・販売を行う麻布成形株式会社が、金属の耐食性、耐食性の分類、耐食性とメッキの関係性をご紹介いたします。

耐食性とは?

いろんな金属棒

金属は水分に触れることで酸化還元反応による腐食が起こり、錆が発生します。錆発生のメカニズムについては、こちらに記載していますのでご覧下さい。

耐食性とはこの腐食が起こる速度の違いのことを指します。耐食性が高ければ腐食反応の進行は遅く、耐食性が低ければ腐食反応の進行は早くなります。金属によって耐食性に差が生まれる原因は、物質の安定性の違いによるものです。

たとえば、金や白金など物質そのものが安定した状態にあるものは、酸化還元反応に必要なイオン化が起こりにくいため、腐食しにくいという特性を持っています。物質が不安定なものは腐食しやすい特性を持っているのですが、例外もあります。それが酸化皮膜(不働態被膜)のあるステンレスなどです。

酸化皮膜とは、物質がイオン化した際にそのイオンが酸化物となって金属の表面を覆ったものです。酸化皮膜が粗いと金属の表面を保護出来ないのですが、ステンレスは緻密な膜が張られるので錆から金属を守ることが出来ます。

このように、金属には錆が発生しやすいものとそうでないものがあるため、金属に応じてメッキ塗装などの防錆処理を施す必要があります。

耐食性の高い金属

つるつるした合金

金属はその種類によって耐食性が異なります。腐食が起こりにくい順番にご紹介します。

まずは金や白金などの貴金属です。これは先ほども説明したとおり安定した物質なので、非常に腐食が起こりにくいです。次にステンレス、ハステロイなどの合金です。こちらは酸化皮膜によって腐食から金属を守ることが出来ます。次に銅や亜鉛などが挙げられます。こちらも酸化皮膜が発生するため鉄よりは耐食性が優れていますが、合金ほどの効果はありません。

最後に鉄、銅です。最も腐食しやすく、酸化皮膜による防食能力もありません。

耐食性とメッキの関係性

耐食性を向上させるための方法としてメッキ加工があります。これは防錆処理といって亜鉛などを金属に纏わせることにより、金属が空気に触れるのを防ぐ目的があります。しかし部分的にメッキ皮膜に穴があったりすると、耐食性も落ちてしまいます。

メッキによって耐食性を上げるためには、以下の点がポイントです。

  • メッキ皮膜を均一にする
  • メッキ皮膜を厚くする
  • メッキ皮膜構造の改良
  • メッキ皮膜に加えさらに塗装や防錆処理を施す

鋼材の切断加工や特殊形状加工を承る麻布成形株式会社は、表面処理鋼管・鋼材の在庫商品販売も行っております。表面処理鋼管はスモール角・中径角・丸パイプ、表面処理鋼材はC形鋼・軽溝といった種類をご用意しております。鋼管・鋼材をお求めの方は、ぜひ一度ご相談下さい。

耐食性・防錆性に優れた表面処理鋼管・鋼材をお求めの方は麻布成形株式会社へ

鉄のように腐食しやすい金属の錆を防ぐためには、耐食性・防錆性を高めるための表面処理が必要不可欠です。表面処理鋼管や表面処理鋼材は、それを施していない鋼材よりも寿命が長く、後メッキ処理を省けるのでコストパフォーマンスの面でも優れています。

鋼管・鋼材の加工を行っている麻布成形株式会社では、在庫商品の販売も行っております。表面処理鋼管・表面処理鋼材などを取り扱っております。種類やサイズも豊富に取り揃えていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

防錆・耐食の処理鋼管販売 麻布成形株式会社

会社名 麻布成形株式会社
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